多くの企業アカウントが実施しているTwitterキャンペーンは「フォロー&RTキャンペーン」や「フォロー&ツイートキャンペーン」として謳われています。
いざTwitterキャンペーンを実施しようとなった場合、実は準備が必要なことがたくさんあります。
vol.1では、まずはどのような準備が必要かをご紹介します。
Twitterキャンペーン実施に向けてのフロー
大枠は以下のような流れとなります。
1.当選賞品・人数の確定
2.キャンペーン期間の確定
3.ユーザーの参加方法を確定
4.投稿テキスト・クリエイティブの制作
5.キャンペーンツイートの投稿
6.広告配信
7.参加者情報の収集
8.抽選
9.当選者用入力フォームの手配
10.当選者へのDM配信
11.フォーム入力情報の確認
12.賞品発送
こちらのフローについて、1つずつご紹介します。
1.当選賞品・人数の確定
プロモーションを行いたい商品(本商品・サンプル)、Amazonギフトコード、App Store/Google Playのギフトコードなど、インセンティブを何にするか及び何人を当選とするかを決める必要があります。
2.キャンペーン期間の確定
次に、どの位の期間キャンペーンを実施するかを決める必要があります。
基本的には初動の参加者が最も多く徐々に減っていく傾向があるので、平均1~2週間で長くても1ヶ月位のキャンペーンが多いのではないでしょうか。
3.ユーザーの参加方法を確定
Twitterでキャンペーンを実施する場合、ユーザーの参加方法は以下3つがあります。
① RT
② ハッシュタグツイート
③ いいね
「フォロー&RTキャンペーン」が一般的ですが、「ハッシュタグツイート」で参加する場合はTwitterの広告メニューであるカンバセーションボタンを活用したり、画像付投稿を促すことも可能です。
また「いいね」は他2つと比較すると拡散力が弱まりますが、参加する際のハードルは低くなります。
4.投稿テキスト・クリエイティブの制作
投稿テキストは、
・参加方法
・当選賞品
・当選人数
・受付期間(締切)
の4つを分かりやすく明記する必要があります。
クリエイティブについては、誘導したいWebサイトがある場合はTwitterの広告メニューであるウェブサイトカードを使用していただくと良いのではないでしょうか。
5.キャンペーンツイートの投稿
キャンペーンツイート投稿前日くらいに、「明日嬉しいお知らせがあります」など何かが始まることを予想させるようなツイートをしていただくと、キャンペーンの盛り上がりに繋げることができます。
6.広告配信
広告配信は必須では無いですが、より多くの新規ユーザーにリーチしたい場合は配信をしていただいた方が良さそうです。
〈Twitterの広告について〉
https://business.twitter.com/ja/advertising/campaign-types.html
7.参加者情報の収集
ツールを導入せずに行う場合、「RT」・「いいね」はTwitterのタイムライン上で直近100~150件程は確認できます。
「ハッシュタグツイート」の場合は、対象のハッシュタグで検索することで参加ユーザーを確認可能です。
8.抽選
当選DMを送る際、基本的には自社アカウントをフォローしているユーザーにしかDMは届きません。
そのため、自社アカウントをフォローしているかどうかを確認することは必須となります。
9.当選者用入力フォームの手配
当選賞品がギフトコードの場合はDMで直接送ることができますが、賞品発送が必要な場合は当選者の発送先情報が必要となります。
DM上で個人情報の受け渡しは推奨されていないため、フォームを用意した方が安全です。
また入力された情報が正しい内容かどうかを確認するため、入力項目に「当選したTwitterアカウント名」の設定が必要です。
10.当選者へのDM配信
ツールを導入せずに行う場合は、当選者1名ずつ手動でDMを送る必要があります。
11.フォーム入力情報の確認
フォームURLが流出した場合当選者以外のユーザーが個人情報を入力する可能性があるため、当選者が入力した内容かどうかを確認する必要があります。
12.賞品発送
全ての情報が揃ったら、当選者へ賞品を発送します。
まとめ
Twitterキャンペーンは多くの企業が実施していますが、裏ではこのような準備を行っています。
特に
7.参加者情報の収集
8.抽選
10.当選者へのDM配信
を全て手動で行う場合は時間・労力が必要になります。
vol.2では、ツールを導入してTwitterキャンペーンを効率的に実施する方法をご紹介します。