Vol.1では、Twitterキャンペーンを実施する際に必要な準備についてご紹介しました。
簡単そうに見えて実はたくさんの準備が必要であり、全てを手動で行う場合は多くの時間と労力がかかります。
Vol.2 では、ツールを導入することでTwitterキャンペーンを効率的に実施する方法をご紹介します。
目次
特に時間と労力がかかるのは…?
〈キャンペーン実施の流れ〉
1.当選賞品・人数の確定
2.キャンペーン期間の確定
3.ユーザーの参加方法を確定
4.投稿テキスト・クリエイティブの制作
5.キャンペーンツイートの投稿
6.広告配信
7.参加者情報の収集
8.抽選
9.当選者用入力フォームの手配
10.当選者へのDM配信
11.フォーム入力情報の確認
12.賞品発送
Vol.1でご紹介した上記フローの中で、特に時間と労力を必要とするのは、次の5つです。
7. 参加者情報の収集
8. 抽選
10. 当選者へのDM配信
11. フォーム入力情報の確認
12. 賞品発送
特に7について、「RT」・「いいね」参加の場合はTwitterのタイムラインだと直近参加した一部ユーザーしか確認ができないため、参加者の情報を収集するツールを導入することが必要となります。
全てを人力で行う場合費用的なコストは抑えられますが、時間・労力はかかってしまいます。
また当選DMを送る場合に人的ミスの発生も懸念として挙げられます。
今回は、ツール導入により人的コストを抑えてミスを防止する効率的なTwitterキャンペーンの実施方法を紹介します。
参加者情報の収集→賞品発送をワンストップで実現
SNS統合管理ツール『Beluga』は提供開始から10年以上経つ歴史の長いツールですが、Twitterキャンペーン実施時に必要な以下5つの流れを網羅しています。
『Beluga』に備わっている2つの機能をご紹介します。
1.キャンペーン機能
キャンペーン機能には、フローのうち下記3つが含まれます。
7. 参加者情報の収集
8. 抽選
10. 当選者へのDM配信
ハッシュタグとキャンペーン期間を設定すると参加者の情報を自動的に収集します。
※「いいね」での参加は未対応
キャンペーン終了後の抽選では、自社アカウントをフォローしているかどうかの確認の他、キャンペーン内容によって条件設定も可能です。
抽選完了後のDM配信設定は、複数賞品がある場合やDMのテキストにギフトコードを挿入する場合などにも対応しています。
また、こちらのキャンペーン機能を継続して活用すると、ユーザーの過去の参加履歴/当選履歴を確認できます。
毎回キャンペーンに参加してくれているエンゲージメントの高いユーザーも分かるのは嬉しいですね。
2.事務局機能
事務局機能には、フローのうち下記3つが含まれます。
9. 当選者用入力フォームの手配
11. フォーム入力情報の確認
12. 賞品発送
当選者用入力フォームは、賞品発送に必要な項目は一通り設定が可能であり、必要に応じてアンケート項目も追加できます。
フォームURLのドメインはBeluga独自のものとなりますが、自社ドメインの設定も可能です。
そして賞品発送時の荷姿や当選者のフォーム入力状況、賞品発送状況も全て『Beluga』の中で確認ができます。
またチャット機能も付いているので、社内コミュニケーションも円滑に進めることが可能です。
『Beluga』導入のメリット/デメリット
メリット
■人的コスト(労力・時間)の削減
キャンペーン開始後のフロー全てを『Beluga』で完結できるため、参加者情報の収集や抽選、フォーム入力情報の確認など細かな作業をツールで簡単に行うことができます。
■人的ミスの防止
DMの誤配信や抽選情報の取り違えなど、手作業で行うと発生しうるミスをシステム化することにより防止できます。
■利便性の向上
急遽キャンペーンを実施した場合はすぐに開始することが可能であり、また参加者/当選者の情報蓄積もできます。
■コミュニケーションの円滑化
キャンペーンに携わる社内メンバーとのコミュニケーション用にチャットが備わっており、また賞品発送状況もツールから一元管理できます。
デメリット
■コスト(費用)が発生
無料のツールではないため費用は発生します。
そのため、上記メリットを元に検討する必要があります。
まとめ
Twitterキャンペーンは簡単に実施できそうに思えますが、運用には様々な準備が必要です。
新規フォロワーの獲得や商品/サービス認知の拡大など実施目的は企業により様々ですが、安全に運用して成功を目指すためにはツールの導入を検討してみても良いのではないでしょうか。