対話型ページでTwitterの広告体験をリッチにする「カスタムストーリー」とは?

Twitter広告やTwitterキャンペーンにおいて、ユーザーが企業のブランドを体験できるような施策に注目が集まっています。ただ単に広告を配信するだけではユーザーの目に止まりません。広告を通じて楽しい体験を提供できれば、ユーザーの印象にも残りやすくなります。

そこで今回は、Twitterキャンペーンを通じた広告の体験をより豊かにする「カスタムストーリー」をご紹介します。

 

カスタムストーリーとは?

カスタムストーリーは、まるでTwitterアプリの中にいるかのような見た目で、ユーザーが質問に答えたり、テキストを入力したりする対話型のページ群です。Twitterの標準機能であった(現在はメニューから消去)カンバセーショナルカードの魅力である、ユーザーにプリセットされたテキストの投稿を促せる機能を拡張しました。これによってTwitter上でユーザーごとに異なる体験を創出します。カスタムストーリーは、Belugaキャンペーンを提供するユニークビジョン社とTwitter社で共同開発されました。
広告からカスタムストーリーのページへ遷移し、その後はボタンを選択したりテキストを入力したりすることで次の質問へ進み、最終的にはユーザーの選択に応じた結果が出ます。

例えば…

こちらはクイズ型のカスタムストーリーです。
5問のクイズに答えると、獲得点数が結果として表示されます。

 

こちらはシミュレーションゲーム型のカスタムストーリーです。
洞窟の分かれ道でどちらに進むかを選択し、選択した道に応じたイベントをクリアすると最後の結果が表示されます。

 

上記事例のクイズは全5問ですが、質問の数に制限はありません。
また質問に対する回答選択肢や結果の数にも制限はないため、自由自在に企画を練ることが可能です。

そして選択肢のボタンはTwitterのカンバセーションボタンと似た見た目になっているため、ユーザーはTwitterを操作しているような感覚で楽しむことができます。

 

クイズや診断など-カスタムストーリー活用事例

カスタムストーリーを活用した様々なキャンペーンの中から、3つをご紹介します。

◇新商品のブランドムービー視聴を参加条件に設定

キリンビールの新商品『スプリングバレー』発売を記念して、ブランドムービー視聴キャンペーンを実施しました。
カスタムストーリーでブランドムービーを視聴後にツイートでシェアすると、キャンペーンへの応募が完了となります。

当キャンペーンの動画は「スキップ不可」の設定によって早送りやスキップができないため、全編を見てもらうことで商品理解を促進することに繋げていました。

 

◇縦型動画を活用したシミュレーションゲーム

Yostarの『アズールレーン』は、4周年を記念してカスタムストーリーを活用したシミュレーションゲーム施策を実施しました。

縦型3D動画をカスタムストーリーに組み込むことで、まるでゲームを操作しているような体験をユーザーへ提供しました。

 

◇5つの質問に回答して結果を診断

サムザップの『このファン』は、1.5周年記念にカスタムストーリーを活用した診断施策を実施しました。

質問・結果ともに5個ずつ用意されており、何度でも診断を楽しめるように設計されていました。

 

まとめ

カスタムストーリーは、動画視聴・診断・クイズ・アンケートなど目的に応じて様々な活用方法があります。
ユーザーへ楽しい体験を提供することができるため、ぜひ今後のTwitterマーケティングに活用してみてくださいね。

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クラウド型キャンペーン構築システム Belugaキャンペーン for Twitter

 

関連情報:

Twitterのカンバセーションボタンの機能を補完する『カスタムストーリー ライトプラン』の提供を開始しました。

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