ユーザーのエンゲージメントを高めるイメージメーカー機能とは?

・RTするとキャラクターの画像が返信で届く
・ツイートするとドラマのオフショット画像が返信で届く
といったTwitterキャンペーンが実施されているのはよく見かけますが、基本的にこれらのキャンペーンは全ユーザーに同じ画像を返信しています。

もちろん自分宛に届くという点においては特別感がありますが、もしもユーザーごとにカスタマイズされた画像を返信することができれば、さらにエンゲージメントを高めることができます。

今回は、ユーザーに対して”自分だけ”のオリジナル画像を返信できるTwitterキャンペーンのイメージメーカー機能を紹介します。

“自分だけ”の画像が届くイメージメーカー機能

イメージメーカー機能は、
・Twitterアカウント名
・自身の名前
・ツイートに入力したテキスト
などをテンプレート画像に合成し、合成した画像を返信する機能です。

ユーザーごとにカスタマイズされた画像を返信することができるため、ユーザーは自分だけの特別感を感じることができます。
また、自身のTwitterアカウント名やTwitterで投稿したテキストが画像に自動的に反映されるため、ユーザーにはこれまでに無い新しい体験を提供することも可能です。

この機能がどのように活用されているのか、事例をご紹介します。

 

Case1. 自分が書いたレビューが #美容垢 風の画像に!

『ニベア キャンペーン情報(@ nivea_promo_jp)』は、同社が販売する「ニベア クリームケア 洗顔料」「ニベア ミルキークリア 洗顔料」のひとことレビューをTwitterで投稿すると、そのレビューが画像に合成されて返信されるキャンペーンを実施しました。

レビューは手書き風のフォントで合成されるため、まるで本人が書いたような見た目となります。
レビューが合成されるテンプレート画像は商品ごとに7種類ずつ用意されており、レビュー画像作成を何度も楽しむことができました。

 

Case2. 自分の名前が入ったオリジナル任命状を作成!

『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』は、事前登録期間中にオリジナル任命状を作成できるキャンペーンを実施しました。

特設サイトで名前と所信表明を入力してツイートすると、自身の名前が入った任命状がリプライで届きます。
任命状のデザインは参加する日によって変わるため、毎日参加して楽しむことができました。
さらに、届いた任命状のリプライにいいねをすると、キャラクターからの動画がリプライで届くという仕掛けもありました。

 

Case3. 推しの絵柄に自分のアカウント名・席番号が入ったオリジナルチケットを発券

『あんさんぶるスターズ!!【公式】(@ ensemble_stars)』は、スマートフォン向けゲームアプリ「あんさんぶるスターズ!!Music」のアプリ内で開催されたカウントダウンライブのチケットを発券するキャンペーンをTwitterで実施しました。

推しのアイドル名を入力してツイートすると、推しのアイドルの絵柄に自身のTwitterアカウント名と席番号が合成されたチケットがリプライで届きます。
絵柄は全51種類で席番号はアリーナ・スタンドがランダムで割り振られ、キャンペーンのハッシュタグだけでなく「アリーナ」というキーワードもトレンドに入るほど大盛況の施策となりました。

 

Case4. Twitterのチャットボットを活用して母の日のメッセージカードを作成

『LINEギフト』は、母の日施策としてお母さんへのメッセージカードを作成できる企画を実施しました。

Twitterのチャットボットを活用し、DM上で
Q1 お母さんのありがたさに気づいたのは、どんな時?
Q2 お母さんへの一言
という2つの質問に回答すると、回答した内容がメッセージカードに合成されてDMが届きます。
届いたメッセージカードはTwitterのタイムラインにシェアできるよう導線が設計されていました。

 

まとめ

イメージメーカー機能は、誰ともかぶらない自分だけのオリジナル画像を作ることができるため、ユーザーに特別な体験を提供することができます。
チケットやメッセージカードなど様々な事例を紹介しましたが、ユーザーのエンゲージメントを高める施策として検討してみるのはいかがでしょうか?