伝えたい情報を伝えたいタイミングで届けられる!Twitterのリマインダーとは?

更新:2023年6月7日

・対象のツイートをRT(リツイート)すると、新商品の発売日にリプライでお知らせが届く
・あるハッシュタグをツイートすると、クリスマスに好きなキャラクターからDM(ダイレクトメッセージ)でクリスマスカードが届く

このようなTwitterキャンペーンを見かけたことはありませんか?

これらのTwitterキャンペーンには、「リマインダー」という機能が活用されています。
指定したアクションを行ってくれたユーザーへ、指定した日時にお知らせを届けることができるリマインダーについて事例とともにご紹介をさせていただきます。

リマインダー機能を活用したTwitterキャンペーンとは?

「リマインダー」とは、Twitterキャンペーンにおいて対象ツイートのRT・指定ハッシュタグのツイートなどのアクションを条件として、それらのアクションを行ったユーザーへ指定日時に一斉にお知らせを送る機能です。
Twitterで自動返信を行うキャンペーンを実施する際、参加直後に返信を行う場合は「インスタントリプライ」、参加直後に即時抽選を行う場合は「インスタントウィン」、そして参加直後ではなく指定日時に一斉に返信を行う場合は「リマインダー」という機能を活用します。

〈イメージ〉


ユーザーへ促すアクションには「対象ツイートをRT」「対象ツイートへいいね」「指定ハッシュタグのツイート」を設定することが可能であり、またこれらのアクションを組み合わせることもできます。

また、お知らせを送る方法は「リプライ」「DM」のどちらかを選択できます。

どのようなTwitterキャンペーンで利用するのか?

リマインダー機能を活用したTwitterキャンペーンで重要なポイントは、企業が情報を届けたいタイミングと、ユーザーがその情報を受け取りたいと思うタイミングが一致していることです。

・新作ゲームのリリース日
・アーティストの新曲リリース日
・映画/ドラマの公開(放映)日
・新商品の発売日

などで活用されることが多いですが、最近はライブ配信が一般的になってきていることもありライブ配信前にリマインダーで告知を行うことも増えています。

リマインダーを活用したTwitterキャンペーン事例

ここからは、リマインダーが活用されているTwitterキャンペーンの事例をご紹介をさせていただきます。

事例①:セール開始日&最終日をリプライでお知らせ

イーベイジャパンが運営する日本国内向けECサイト『Qoo10』は、メガ割開催時に対象ツイートをRTしたユーザーへメガ割開始日・最終日にリプライでお知らせをしました。

開始日お知らせ時の対象ツイート


最終日お知らせ時の対象ツイート


リマインダーのリプライから直接Qoo10公式サイトへ遷移できるよう設計されており、リマインダーを活用してメガ割での購買を促進しました。

事例②:自分の推しから元旦に年賀状が届く


Happy Elementsの『あんさんぶるスターズ!!』では、特設サイト上で推しを5人選んでツイートすると元旦に推しから年賀状が届くTwitterキャンペーンを実施しました。

年賀状(推し)は全51種類ありましたが全てをコンプリートするために何度も参加したユーザーも多く、Twitterのトレンドにも入りファンに非常に喜ばれた施策でした。

事例③:野球の試合展開を予想→試合終了後に結果をお知らせ


千葉ロッテマリーンズは、マリーンズ投手陣の奪三振数を予想するTwitterキャンペーンを開催しました。

カンバセーションボタンから奪三振数の予想を書いてツイートすると、試合終了後に実際の奪三振数がリプライで届きました。
2日連続で行われた本キャンペーンは、リアルタイムで進行する試合と連動する新たな施策となりました。

事例④:アプリ内の新コンテンツ公開時にリプライでお知らせ


Kakao Entertainment Corp.が運営するWEB漫画アプリ『KAKAO WEBTOON』では、対象ツイートへいいねをしたユーザーへ新しい漫画コンテンツの配信開始日にリプライでお知らせをしました。

リプライにはアプリボタン付きのカードが使用されており、アプリボタンを押すと
・アプリをインストール済のユーザー:アプリが起動
・アプリをまだインストールしていないユーザー:ストアへ遷移
という挙動となり、既存ユーザーの活性化及び新規ユーザーの獲得のためにスムーズな導線が設計されました。

事例⑤:LIVE配信当日まで毎週リプライが届くサブスクリプション機能を活用


世界唯一の宇宙放送局「KIBO宇宙放送局」は、LIVE配信に向けたTwitterキャンペーンで「サブスクリプション」機能を活用しました。

「サブスクリプション」は「リマインダー」の類似機能ですが、以下の違いがあります。
・リマインダー:指定日時に1度だけリプライ(DM)を配信
・サブスクリプション:定期的にリプライ(DM)を配信

今回のTwitterキャンペーンでは、対象ツイートへいいねを行ったユーザーに対して毎週火曜日・LIVE配信当日に合計4回リプライを配信しました。
「サブスクリプション」は、ある日に向けて定期的にお知らせを送ることで熱量を高めていくことが可能です。

まとめ

リマインダー機能を活用したTwitterキャンペーンで一般的なのは新商品リリースやLIVE配信前のお知らせなどですが、元旦に年賀状が届く・奪三振数を予想するなど、ユーザーのエンゲージメントを高めるために活用することも可能です。
多くのユーザーへ同じタイミングで一斉にお知らせを送ることができるため、Twitterでの話題化に繋げることも可能です。
何か情報を届けたいときには有効な機能となるので、Twitterキャンペーンを企画する際に検討してみるのはいかがでしょうか。

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