個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンのディレクターとして活躍している成瀬 萌美に話を聞きました。
自分の興味を大切にしつつ、納得して働ける環境を目指して転職
今ユニークビジョンではディレクター職で働いていますが、大学時代にはRubyを少し触っており、それが楽しかったので最初はエンジニアを目指していました。新卒で入った会社はエンジニアの研修がある派遣会社のようなところで、webサイトを作る仕事にあたる予定で入社しました。しかし研修を終えたタイミングでは事務職を任されて、どうしても単純作業が多くなってしまっていたんです。そんな折に研修を生かした実務で成長している同期たちを見ていたら、自分ももっと成長に繋がる環境に身を置きたい!と感じたため転職を決意しました。
どうせ転職するならやりたいことや好きなことに近い分野で働きたかったので、大学で演劇をやっていたときに苦労していた「宣伝」の部分を仕事にしようと考えていました。webマーケの広告をまわしたりLPを作ったり運営代行を行ったりする会社に転職し、映画のパブリシティ全般の仕事を受け持っていました。当時は30~40人ほどの会社で、映画の試写会のような普段あまり見られない裏側に触れられる仕事もあり楽しかったです。
ですが、全体像を把握しきれない案件の中で動かなければならない仕事や、形骸的になってしまっている業務などもあり、自分自身が完全に納得して進めていける環境ではありませんでした。だんだんと「やらないといけないからやる」という仕事のやり方になってしまっていることに気づき、自分で考えて、自分で動いて仕事をしていきたいと思い、改めて転職をすることにしました。宣伝の仕事は好きだったので、当時の仕事から離れすぎずに延長線上で探していたと思います。
そのとき転職サイトでユニークビジョンに出会いましたが、実は前職を辞める直前くらいにユニークビジョンの製品を会社で使う機会があり、Beluga担当のディレクターとサービス説明のために会ったことがあったんです(笑) 縁を感じてカジュアル面談を受けましたが、カジュアル面談で社長の白圡さんのお話を聞いても、選考が進んで実際のディレクター職のメンバーに話を聞いても、みなさん裁量を持っていきいきと働いているのがすごく伝わってきて、探している会社のイメージにすごく近いと感じました。
それぞれ割り振られた案件に裁量を持っているため最初から最後まで細かく指示が与えられている訳ではないのに、ディレクター職をまとめているCOOの菊池さんは全員の仕事をよく把握されていて、投げっぱなしという訳でもないんだなと、程よい距離感に魅力を感じました。この時に感じていたイメージは、今でも変わっていないですね!
着実に成長していける、建設的で裁量が大きいユニークビジョンの風土
入社したばかりのころは、Belugaキャンペーンのマニュアルを書いていました。入りたての自分にも分かるようにと丁寧に作っていたので、今でも見返して確認することがあるくらい、しっかりしたものになりました。システム構成図などの説明も受けながらマニュアルにまとめていたので、このタイミングでシステム的な理解がぐっと深まった印象がありました。自分の腑に落ちないとなかなか納得できない性格なので、きちんと理解しながら作っていけたことは自分の中でかなり強固な基盤になったと思います。
入社してもうすぐ丸2年(インタビュー時)経とうとしていますが、3社経験してきた中でユニークビジョンが最長ですね。今までの会社よりも、自分にとって居心地が良いんだろうなと思います。
経験してきた他の会社と大きく違うのは、役職がないことです。上司という存在がいない中で直接自分たちが案件に関わっているので、裁量も大きい分、責任も大きく感じます。自分で把握・判断しないといけないタイミングは本当に多いですね。前職までは言われたことをこなすだけという仕事も多くあり、そこに自分の納得感は関係ないという環境が肌に合わなかったためなかなか続きませんでした。
ですが今は、作業者としての自分に上から降ってくる、といった仕事の流れは無いです。人に任せるときにはお互い信用できる人に任せているので、自分の尊敬するメンバーから任せてもらえたり質問を受けたりすると、とても嬉しいですね。そしてやればやるほどお客様の役に立てていることを実感できているので、今は自分の意志で、楽しく働けているのかなと思います。
去年は何度かミスをしてしまうこともありましたが、今年は今のところ何事もなくここまで来れています。きちんと真面目に仕事に向き合った上でという前提はもちろんありますが、ユニークビジョンでは失敗しても大きく責められることはなく、どうしてこうなったのかを一緒に考え、何をしたら以後失敗しないのかというところを建設的に考えられる風土があります。なのでこれまでにしてしまった失敗も綺麗事ではなく自分の糧となり、今の業務に生かせるようになってきていますね。万が一の何かがあっても、同じディレクターのメンバーやキャンペーンチームが助けてくれるという心強さは大きいです。
単なる仕事の窓口ではなく、一人の人間としてお客様と関わっていきたい
ディレクターとしての業務は、キャンペーンを実施したいと相談してくださるお客様と一緒に、うまく進むように並走していく立ち位置です。進め方を検討した結果、ユニークビジョンのサービスの利用が難しかったり、他社サービスの方がマッチしていそうであれば正直にそういった提案も行っています。ユニークビジョンに頼ってくれているので、できる限り要望はかなえたいなと思っています。案件を通じた関係だけでなく、何かしら気軽に声をかけてもらえる相談相手として思い出してもらえたら嬉しいですね。
先日行った代理店さんとのwebセミナーは、もともと代理店の方と仲良くさせてもらっていたところが発端でした。コロナ禍に入ってから代理店の方と振り返りミーティングを沢山するようになりましたが、ユニークビジョンのディレクター陣の中でも一番多く出ているんじゃないかと思います。お客さん方ととても顔見知りというほどでもまだなく、先輩方の案件をもらっているような形だったので、顔を売りたかったという気持ちが大きく、私は特に力を入れていました。メールだけでなく実際にお話しして、仕事相手としての自分を覚えてもらえたら、また次の機会に思い出して声をかけてもらえるんじゃないかという理由です。
代理店の方と大人数で勉強会をしようという話になった時に今回のセミナーの話を先方の上司の方が提案してくださり、実現しました。担当の方とはより仲良くなれましたし、反応もおおむね良かったみたいで嬉しいです。普段の案件でも、代理店の方から声をかけていただくことが多いです。案件とは関係ない話から、お仕事に結びつくこともあります。積み重ねてきたものが生きてくることが多々あり、案件対応以外の普段のやり取りも本当に大事だなと痛感しています。
ユニークビジョンは営業活動をしませんが、案件以外のことを何もしない、というわけではないのがいいなと思います。私自身はサービスを売るための営業トークというものはあまり得意ではないのですが、役に立ててもらえたらいいなと思って提案したことが後々に効いてくることは多いです。頼ってもらったり相談してもらったときに、サッと提示できる資料や事例が沢山ある環境なのはとても魅力的ですね。興味を持っていない人に押し付ける形の提案ではないので、お互いにいい時間になっているなと感じます。
他社のツールと比較してそちらを選ばれたお客様からも「ユニークビジョンでやればよかった…」と言われることもあり、それはディレクターメンバーが丁寧に対応してきた結果だと思いますし、バックアップ、サポート、並走力をとても認めていただけているんだなと感じます。思っていた結果が出ることはもちろんですが、安心感をもっていただき、次回の選択肢の上位に入れてもらえたら嬉しいです。品質が高い分どうしても費用感は高くなってしまいますが、それはそれで他社とは違った提案ができていると思います。
高い技術力とチームワークが、自他共に感じるユニークビジョンの強み
お話をいただく案件がどんどん難しくなってきているので、新しいこと、難しいこと、ここぞというところでユニークビジョンを選んでいただけているように感じます。他社が提供している難しめの機能や盛り上がった施策も、ユニークビジョンのもの?と聞かれることがありますし、事例を紹介したら既にご存知で、あれってユニークビジョンだったんだ!と言われることも多く、普段から凝ったことをしていると認知してもらえているんだなと感じて嬉しいです。
機能は自分でも追いつけないくらいどんどんと増えていっているので、これから全部覚えるのは、理解できるようになるまでは大変そうだなと思います(笑)
全部自社開発で出来ていることを強みと言っていただけることは多いですね。お客様からしても自社開発と思っていただけるくらいのスピード感で動けているので、このクオリティですぐにできるとは思わなかった!と喜んでいただけることもあります。エンジニアが本当に心強い面々なので、ディレクター側も自信を持って、売っていくことができていると思います。エンジニアメンバーが見落としに気づいてくれたり改善点を出してくれたりということもあるので、一緒に案件を進めているという実感は強く持てています。エンジニアもディレクターもみんな頼りになりますし、何かあっても誰かしらが掬い上げてくれて、最終的には何とかなり、心配なく働ける環境だなと感じています。
難しい案件を担当する時には他の案件をセーブしてもらえたりするので、そのような管理をしてもらえるのはありがたいですね。抱えているものが自分のキャパに追いついていないと感じたら、すぐに助けてもらえます!そういったときには入って日の浅いメンバーが補助的にアサインされることもあるのですが、だんだんと任される案件も増えてきたので、いつの間にか助けを求める側になってきているなと思います。
どんな案件でも、何を大事に考えて働いているかと言ったらやはりお客様第一です。これは捉えようによっては良くも悪くもなり得ますが、できる限り要望に沿いたいですし、できる限りうまく事が運び、無事に終えて欲しいなと心の底から思っています。
私たちはマーケティングの中でもシステム側からの提案に強みがありますが、これから更に頼ってもらうためには機能そのものの知識に加えて、どう活用したらより結果に繋がるのかというところをもっと勉強していきたいですね!
これから仲間になってくれる方へ
これから続々とディレクター職の入社予定があるので、みんなで楽しく働けたらと思います。最近ぽつぽつと増えてきていたので、入りたての不安な気持ちがわかるメンバーも、知識面でのサポートが頼れる先輩メンバーも、どちらもたくさんいるので安心して仲間になってもらいたいです。(自分は、どちらでもありたいと思っています!)
今社内のバランスがいいので、このままのペースで人が増えたらいいなと思います。私は最初のころは割と大丈夫か不安がられていた方で、自分自身でもそう思っていました。業務のスピード感も本当に早いですし、付いていけるかという不安は結構ありました。ですが、ユニークビジョンのシステムを覚えて慣れてきたら、本当にどうにかなります!スピード感が早い分だけ場数をこなしていくことも早くできるので、どんどん案件に触れてどんどん慣れていったらすぐに自分のものになるかなと思います。
特殊な能力はいらないですし、おしゃべりが特別うまくなくてもいいので、お客様やチームといった周りの人のために動けるようなホスピタリティ・責任感の強い人にはとても向いている仕事です。
この環境に興味をお持ちいただけたら、是非ご応募頂けたらと思います!