「ワーキング・グループ」で、社員が主役となって成長環境を進化

「ワーキング・グループ」とは、メンバーが自分の興味・関心がある技術や、社内の改善点について提案すると、日々の業務時間内でその研究・議論を行うプロジェクトチームをつくることができる、「OPEN & FLAT」を掲げるユニークビジョンで大事にしている取り組みの一つです。

事業企画や採用・広報など、普通の会社だったらそれぞれの部署がありますが、ワーキング・グループとしてチームができることで、「部署が無い=固定した役職者を作る必要が無い」ため、組織がフラットになり、”偉い人”が生まれない仕組みになっています。 ”偉い人”がいない、良いことを言う人の意見がフラットに取り上げられる環境を作ることで、メンバー全員がオープンに課題にフォーカスした発言をできるようになり、ボトムアップで会社全体のパフォーマンスが最大化されると考えています。

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今回は、私、ベルーガが「ワーキング・グループ」についてご紹介します!

採用、広報チームに所属する矢内 美有に話を聞きました。

ーいつから始まった取り組みですか?

2017年7月に、当時弊社エンジニア内で興味が高かったAI技術を事業に導入できるよう、研究・企画していくチームを募ったことから始まった取り組みです。

ーワーキング・グループはいつ、どのように組織されるのですか?

ワーキング・グループは問題解決や価値向上のため必要だと思うところに生まれ、不要となれば解体となる、代謝の高いプロジェクトシステムです。 ユニークビジョンには年末にメンバー全員で会社の良いところや悪いところについて深く対話する「ダイアログ」という会があるのですが、その議論の中で生まれることが最も多いです。 例えば、ダイアログで会社の悪い部分の原因としてコミュニケーションの問題が挙がった際には、その改善を目的としたコミュニケーションチームが、テストケースが効果的に作れていないとなった際にはテストケース強化グループが、組織されてきました。また品質の向上を目的としたチームから派生して、品質向上の観点の中でもコードレビューにフォーカスを置いたチームが生まれる、ということもあります。

ー今はどんなチームが活動しているのですか?

現在活動しているものは14チームです。ワーキング・グループは半期に一度、活動を継続するかどうかの"仕分け"を行っているので、チーム数は常に変動します。 2019年上期は、以下の15チームが活動していました。 ●AI技術戦略企画室:「技術勉強会」から発展して生まれたR&Dグループです。AIの基礎的な学術知識を研究したり、自社サービスに導入することで効果を発揮しそうな機能を具体的に企画し、先行開発します。うまくいきそうであれば、各プロジェクトに提案・導入しています。 ●技術勉強会:週に1回、1時間の定期開催。全メンバーの持ち回りにより、各自が個人的に興味を持っている技術を発表します。実際に、ここからプロジェクトに導入される技術も数多くあります。詳細はこちらをご覧ください。 ●ディレクター勉強会:2週に1回、1時間の定期開催。エンジニアにより実施される技術勉強会に対して、ディレクターの知識共有・向上のためディレクターのみで実施されます。 ●品質向上グループ:すべての開発プロジェクトの品質をレビューするチームです。設計、開発、テスト、リリースの各フェーズで、次に進んで良いかどうかの確認を行います。また過去のプロジェクトの品質指標データをもとに、進行中のプロジェクトにおける品質測定を実施しています。 ●セキュリティー委員会:社内のセキュリティを強化するチームです。ISO27001の取得・維持にも貢献しています。 ●コミュニケーションチーム:社内のドキュメント整理方針、コミュニケーションツールの利用方針、会議運用方針などを策定するチームです。 ●テストケース強化チーム:システムの品質を上げるためのテストケースを、効果的に改善していく方法を議論するチームです。 ●コードレビュー改善グループ:コードレビューをより効果的にするための方法を検討し、実際のプロジェクトに導入するチームです。 ●広報:プレスリリース、イベント出展、記事出稿、広告出稿、各サービスサイト構築・改善などを推進するチームです。 ●事業企画:既存事業の方向性検討、現状分析、市場分析、営業資料作成、新規事業検討などを推進するチームです。 ●DevOpsチーム:既存サービスにおいて、開発や運用における手法を継続的に改善していくグループです。 ●採用チーム:採用計画の策定、新人・中途採用に関する実務全般を運営するチームです。 ●オフィスデザイン:2019年7月のオフィス移転に伴い、内装や引越しを実施するチームです。協力会社を選んで、実際に引越しまで完了させます。 ●Client Partners:お客様とのより良く深い関係性を築くための方法を検討するチームです。お客様のニーズをお客様ごとに把握して、UVのサービス向上、品質向上に役立てています。 ●WG仕分け:全ワーキング・グループに対して、3ヶ月に1回の継続判断および6ヶ月に1回のリーダー改選をするグループです。

ー14グループも活動しているんですね!内容も多岐に渡っていますね。

そうですね。技術の会社ならではのチームもあれば、採用・広報・事業企画など一般的な会社ではそれ専門の部署が組織されているようなチームもあります。 ユニークビジョンは行動指針として「OPEN & FLAT」という言葉を掲げているのですが、その言葉通りワーキング・グループに関しても情報がオープンだったり、年次や年齢など一切関係なく若手がリーダーとしてグループを牽引していたりという特徴があります。 日々の業務でもそうですが、やはり役職などを意識せずに必要な議論に集中出来るというのはよく挙がるメリットですね。 私自身も現在、採用と広報の2グループに所属しておりますが、採用グループではエンジニアの採用とリーダーを担当しています。リーダーだからといって私が独断で全て決め勝手に採用するということではもちろんありませんが、会社の方針として個人の自主性をとても尊重し裁量が大きいという特徴があるので、採用媒体内でのリアクションや対象者様方の動きを自分の行動から直接感じられてとても刺激的です。

ーなるほど。ワーキング・グループでも「OPEN & FLAT」が体現されているのですね。ちなみに、メンバーの方の参加は必須ですか?

メンバーの参加は自由です。強制は全くされていませんが、現在の参加率は約8割です。また、複数チームを掛け持ちしているメンバーも多くいます。チームは目的を達成した際や3ヶ月に一度の継続判断会議の結果次第では解体されることもありますので、ダラダラ活動することはなく、各チーム程よい緊張感を持って動けていると思います。「緊張感がある環境=主体性を持って関わらなければいけない環境」なので、やりがいに繋がり、高い参加率が維持されているのかもしれないですね。 チームには組織する段階でメンバーになる他にも、あの人に入って欲しいという要望が来ることもありますし、希望があってそれが認められれば加入することも可能です。技術力の高さに自信がある弊社の中でも特にレベルの高いチームとなるとやはり簡単には加入できないものもありますが、どこのチームも基本的には興味があればウェルカム!なスタンスが多いですね。 興味や適性があれば合うところに入っていただきたいですし、逆にどこにも入らなくても大丈夫ですし、新しいチームのご提案ももちろんお待ちしております!

ーまさに、社員全員が主役となって作り上げていく取り組みですね。今後もどんどん進化していきそうで楽しみですね!

そうですね。あと数ヶ月で年末なのでまたダイアログから生まれてくるものもあるかと思いますし、社員から声が上がれば今後も随時組織されていきます。既存のチームの新たな取り組みプランも共有されていますし、これからも益々進化し続ける制度です! ユニークビジョンのワーキング・グループで取り組んでみたいテーマをお持ちの方などいらっしゃいましたら、是非お気軽に会社見学・ご応募いただけると嬉しいです!

★ユニークビジョンの社内制度や働き方について興味がある方はこちらをご覧ください!

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