2024年3月26日(火)に開催しました、第47回 UV Study[E2Eテスト LT会]のイベントレポートをお届けします。
UV Studyとは、2020年1月から継続して開催している、当社が主催する技術勉強会です。
現在は月1回のペースで、主にLT会をオフライン・オンライン両軸で開催しています。
毎回技術テーマを設定しているため、オフライン参加では同じ分野に興味を持つエンジニアとの交流の場としてもご活用いただけます。
今回は E2E テストをテーマに、 3 名の方にご登壇いただきました。
■E2E 自動テストの布教に立ち塞がる5つの壁と打ち込んだ楔
株式会社 Magic Moment の矢野様から、E2E 自動テストを布教する際に発生した課題とその解決策について発表していただきました。
QAE だけでなく開発メンバーが主体となって自動テストを運用できる状態にするために、どのような段階を踏んできたかについてお話しいただきました。これから自動テストを導入したい方には必見の資料となっています。
■E2Eテストの保守性を高めるための工夫
当社エンジニアの竹内からは 、Playwright の試験導入から得た E2E テストの保守性を高めるための工夫についてお話しいたしました。
E2E 自動テストにおいても疎結合やカプセル化を促進するデザインパターンやテストフィクスチャが重要であり、それらが Playwright ではどのような機能で実現されるのかを解説しました。
■Playwrightで始めるE2Eテスト自動化:組織定着を目指したスモールスタート
最後は株式会社ログラスでエンジニアをされている南部様から、E2E 自動テストを導入した経緯から定着するまでの取り組みをお話いただきました。
テストの工数に圧迫されて開発の工数が取れない状況に課題を感じて、自動テストの基盤を1営業日で作成されたとのことでした。その一方で、スモールスタートを意識しつつ満たすべき機能を考慮して技術選定をされており、非常に参考になるお話でした。
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今回は E2E テストについてお話いただきましたが、テストツールの使い方よりも E2E 自動テストの導入や維持についてのお話が多く、技術面以外での課題とその解決策についての知見が詰まった LT 会となりました。
改めまして登壇者の皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
UV Study開催時には登壇・参加ともに随時募集しておりますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
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