個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、派遣で仲間入りし1年経たずにこれまで前例が無かった正社員登用をされ、そこからさらにデザインチームの発足、現在チームリーダーとして活躍する生田目 朝歌に話を聞きました。
当時かなり先進的だったUI/UXを美大で学ぶ。社会人になって湧いた”もっと色々な経験をしてみたい!”という思い
私の場合、他のメンバーと入社に至る経緯も今の仕事の内容もかなり違うので、そもそも参考になるか分かりませんが…(笑)大学は美大に入学し、当時設立されたばかりの情報デザイン学科でUI/UXに触れるような勉強をしていました。今から15年位前になるので、当時にしてはかなり先進的なことを学んでいたと思います。
その辺の勉強をしていましたが、今ほど世の中的にUI/UXについて議論することが浸透していなかったので、学生時代はそれを仕事にするイメージがなかなか湧かなかったですね。卒業後は、制作会社に就職してチラシの設計の仕事を担当していました。私自身、絵を描くのがもともと好きで、デジタル系も好きだったりしたので、就職後も仕事の傍ら自分でサイトを作ったりしていましたね。新卒で入社した会社での仕事にはもちろんやりがいを感じられていましたが、”もっと色々な事を経験してみたい!”という思いが強くなり、環境を変えるべく、色々な仕事・職場を経験出来るIT系派遣の仕事を選びました。
分からないことは都度勉強。多くの職場で吸収を重ね、短期間でスキルアップ
紹介されたのは、大手通信会社や銀行など。けっこう有名どころが多かったですね。
印象に残っているのは、派遣先企業の社内専用システムの保守の仕事です。未経験だったのですが、担当させていただき、自分なりに勉強してどんどん出来ることが増えていったのを覚えています。当たり前の話かもしれませんが、社内システムって本当に会社によって違っていて。かなり複雑なものもあったりして苦労した事もありましたが、その都度勉強し、仕組みを理解していって対応しました。
私の場合、最初は難しいなぁと思うことほど燃えるというか、オタク気質だからですかね。(笑)仕組みをちゃんと理解して使いこなしたいと思うので、勉強することも苦じゃないというかむしろ面白くて。
なので、派遣の仕事を通じて色々な仕事・職場を短い期間で沢山経験させてもらい、普通に転職するより濃い時間を過ごさせてもらえたなと思っています。色々な世界が見れて本当に勉強になりましたね。単純に沢山スキルが身に付いただけでなく、昔は苦手だったビジネスの場面で他人と話す事とか細かいですけど、電話で話すとか、そういう事もちゃんと出来るようになりましたし。(笑)その後、少人数で運営する制作会社に入社し、ソーシャルゲームなどの編集・アートディレクターの仕事をしたり、フリーランスで絵を描く仕事を経験し、また派遣の仕事に戻り、ユニークビジョンに出会いました。
実は、ユニークビジョンを紹介してもらう前に1社、派遣で紹介された別の会社で働いていたのですが、とても働きやすい環境で気に入っていたものの、あまり業務が多くない職場で。自分なりにやれることが無いかと、すぐには使わないけれどいつか使うことがありそうな資料を作ったり、資料に使う素材集を作ったりとか、無理矢理仕事を考えてやっていました。
暇なのが嫌なので、なんとか仕事を創り出して過ごしていましたが、暇に耐えきれず新たな職場を紹介してもらい出会ったのがユニークビジョンです。
自分の業務範囲にこだわらず、必要だと思ったことにはどんどん挑戦していったアシスタント時代
もともと独自系システムの経験があったこと、Twitterがすごく好きだったことから、会社に興味を持って働いてみようと決めました。それで、働き始めて1年経たないうちに正社員登用されました。
当初はディレクターのアシスタントという形で紹介されたので、キャンペーンの情報をシステムに登録したり、キャンペーンがきちんと動くかの動作確認をしたりするのがメインの業務でした。
ユニークビジョンのシステムは独特で、初めは覚えるのが大変でしたけれど(※今はオンライン化されて、すごく楽になりました!)個人的には好きな感じのシステムだったので、難しいキャンペーンの設定の時にどうするかを考えたりしてすぐに面白くなりましたし、やっぱりここでも自分で勉強したりしてやれることが増えていくのがただただ楽しかったですね。
これまで他の人はあまりそういう動きはしていなかったかもしれませんが、自分が関わる業務のミーティングなどにも積極的に参加させてもらったりして、自分がプロジェクトのどの部分に関わっているのかやそのキャンペーンで実現したい事を少しでも具体的に把握出来るように努めました。
単純に色々知りたいという気持ちもありましたが、指示された通りにシステムに設定するのではなく、自分が関わる部分で”もっとこうしたほうが目的に近づくのではないか?”という提案が出来たり、自分の業務の前後の工程を把握しておくことでミスの可能性に自分も気付けたりすることが出来るのではと思ったからです。
そんなスタンスでアシスタント業務をこなしていると、「ちょっとこのデザインやってみない?」といった感じでメイン業務以外でも声を掛けられることが増え、デザインにも関わるようになりました。
ユニークビジョンはエンジニアとディレクターしか採用していないので、最初はもちろんデザインチームなど無く、私個人でメイン業務の傍らロゴやチラシ、グッズの制作など担当させてもらう形でやっていました。
他の人から見たら普通にやってきたように見えるかもしれませんが、美大卒で絵を描けるとはいえ、実は商業デザインやDTPなどは経験したことがなかったので、システム同様、その時々の目的に合わせて勉強しながらやっていましたね。そんな日々を経て、正社員登用の声掛けをいただき2020年1月に正社員として入社しました。アシスタント時代から定例に出させてもらったり、自分が担当する部分以外も確認させてもらったり、けっこう入り込んで仕事をさせてもらっていたので、正社員登用によって業務は大きく変わっていないですね。
個人で任されていたことが、ワーキング・グループ化。新たなメンバーの採用にもつながる
どちらかというと、デザインチーム発足後のほうが自分にとっては変化が大きかったかもしれませんね。今年の4月位だったかな。私がひとりでやっていたデザイン業務をワーキング・グループ化して、新たに1名デザイナーを採用し正式にデザインチームとして動き出しました。
具体的には、BelugaのUIやデザインの改善、社外資料のリニューアルなど規模の大小関わらずデザインが関与できる部分全てに関わっています。インハウスの強みを生かし、また私自身のもともとの働き方のこだわりもあり、デザインの枠にこだわらず広く関わるように意識しています。
ただデザインの指示をもらってその通りに形にするというだけじゃつまらないですし、一緒に”何のために、どうするのがベストなのか?”ということを考える事で良い物が作れると思っています。それと、特に繁忙期になるとディレクターが忙しくなるので、なるべく負担にならないようにやりたいなと思っています。効率的なコミュニケーションやホスピタリティも意識していますね。
まだまだデザインチームとして動き出して間もないですが、以前よりもサイト・資料などのデザインの整備が進んできているのが目に見えて分かりますし、デザインを起点にサイトのアクセス数を増やす施策を検討したりなど日々面白いテーマに関わることが出来、やりがいを感じています。今後、もっと私たちのチームの介在価値を上げていって、サービスの利便性向上やお客さんに喜んでもらうことに繋げられたら嬉しいです。
既にある仕事をそれまで通りやるという仕事の進め方もありますが、ユニークビジョンは”こんなことができるのでは?更にこうしたらもっと良くなるのでは?”と提案したら受け入れてもらいやすい環境だと思います。責任は伴うけれど、積極性を持って挑戦することでお互いの成長機会となると思うので私はそういう風土がとても好きですね。
私のケースの様にそれまで無かったポジションを作ることも柔軟に受け入れてくれ、会社としてもそれを新たな成長の機会と捉え、一緒に挑戦してくれる環境ってなかなか無いなと思っています。日々新しい事に挑戦したいとか、それを通じてスピード感を持って更に成長したいという方にはぜひユニークビジョンにジョインして頂きたいですね。